こだわりのリフォーム住宅の完成
インテリアコーディネーターの仕事
この仕事の醍醐味は、何といっても完成したときにどれだけお客様に喜んでもらえるかだと思います。今回は、約1年前に奥様とショールームでキッチンや洗面、バスなどを選ぶ作業から始まりました。
何度も納得するまでショールームに足を運ぶことで、出来上がった時の納得度が変わります。
キッチンとダイニングの一体感に拘り、アクセントのトリュフビーチの吊戸棚がシンボルとして
まるで壁にアートを飾る感覚で付けました。
5年前にリフォームして下さったときにオーダーしたソファがカバーが傷んだので張地だけを替えることとし、新しく購入したクッションを差し色で遊ばせました。
キッチンの吊戸棚をアートのような柄のトリュフビーチの突板で出来たものにし、キッチンのポイントになっています。
また、ダイニングテーブルの上のペンダントライトは、ルミナベラのコッパー（銅色）で塗装したガラス製です。
玄関収納もキッチンの吊戸棚と同じ、トリュフビーチの板を使いました。
他にも、外に行灯のような照明をコードレスで置き、リフォームした建具はまるで本物の突板の様です。
カーテンはクリエーションバウマンの上質な布で柔らかいドレープを作ります。
何といっても一番こだわったのは、リビングの建具です。
アイアン風に格子をデザインし、中のガラスはフランス製の吹きガラスです。
まさに奥様の想いがいっぱい詰まった空間が完成しました。
この瞬間が、インテリアコーディネーター冥利に尽きるときです。(#^.^#)